今でもこの街で 君が待っていたなら
二人の戀はもう 終わったのに僕は
何を胸で願う
何年ぶりなんだろう この街は
知らない店と人 そんな景色
君と昔 ドライブした時 搖れた砂利道も
鋪裝されなだらかなハイウェイ 僕を運ぶ
映畵を見るように 二人で夢見たね
あの日が永遠に 續くものと僕は
信じていたかった
こ高い丘の上に 今もある
昔と變わらない 君の家は
芝の庭で男物のシャツを ほしている姿
君の顔を 車の中から 遠く見たよ
笑顔でお歸りと 迎えて欲しいなんてさ
思ったわけじゃない
僕が好きな長い髮も今は切って
これで良かったのさ 夢は消えるもので
君は今を生きている
過去は もう 戾せない あの日を あの二人を
分かっていたくせに 胸が少し痛い
今でもこの街で 君が待っていたなら
二人の戀はもう 終わったのに僕は
このまま逢わないで 消えた方がいいから
二度目のさよならを 僕は告げて行くよ
君と僕の街に