蒼い雨が とめどなく降るせいか
あなたの声が 聞き取れなくて
あの店から 連れ出した
何故か今夜 思い切り歩きたい
あなたを もっと濡らしておくれ
とまどいすら 消す程に
ささやきの言葉 減ったのは
愛し初めて いたからなのさ
いくつかの日々が すれ違う
あなたの横顔に
道路沿いの 眠れないあの部屋で
朝が来るまで 恋をつまんだ
そんなことも あったけど
今のあなた あの頃の香りすら
かくしてしまう 雨にかけ出す
この傘をこばみながら
はしゃぎ合う夜 忘くしたのは
大人同志の やすらぎなのさ
だから最後まで 愛したい
あなたの 言うがまま
だから最後まで 愛したい
あなたの 言うがまま