無茶な話も 耳をそばだてて
微笑んでくれる あの娘といたい
おくびにも出さない 静けさの不安を
知らず手掛けた 奴隷は見てるよ
君のかかえた 混乱と怖れを
おくびにも出さない 静けさの不安を
隠しきれずに 満ちてこぼれる涙
強気の君は 一人耐えて 尾根を歩く
もうすぐさ 時間切れまで
みんな 持ち歩く あの娘の寝顔とぬくもりを
遠くなる程に あの娘が近く感じられる
鼓動だけが君に響く
忘れえないことにむせぶ
もうすぐさ 時間切れまで
てめえの掛けた 仕掛け網に掛かり
孤独な君は 助けさえも呼べなかった
もうすぐさ 時間切れまで
寝床でさいなむ 石くれの勇気は役立たず
明日にゃ何かが 救いに来るような気がしてる
みんな 持ち歩く あの娘の寝顔とぬくもりを
遠くなる程に あの娘が近く感じられる