雨の坂道あかい傘 (비오는 언덕길 빨간 우산)
雨に濡れた坂道を
女がひとり降りてゆく
あぶなげな足どりに
あかい傘ゆれる
薄あたたかな風
吹き抜けて
いつの間にか雨がやんでも
雨に濡れた坂道を
女がひとり降りてゆく
赤い傘もたたまず
顔をかくして逃げるように
雨に溢れた石畳
女の影が立ち止まる
降りてきた彼方を
赤い傘ふりかえる
緑匂う風
着物のすその
花を一輪吹き上げても
雨に濡れた石畳
女の影が立ち止まる
思い出さえたためず
こころの雨はまだ上らない
女がひとり降りてゆく
あぶなげな足どりに
あかい傘ゆれる
薄あたたかな風
吹き抜けて
いつの間にか雨がやんでも
雨に濡れた坂道を
女がひとり降りてゆく
赤い傘もたたまず
顔をかくして逃げるように
雨に溢れた石畳
女の影が立ち止まる
降りてきた彼方を
赤い傘ふりかえる
緑匂う風
着物のすその
花を一輪吹き上げても
雨に濡れた石畳
女の影が立ち止まる
思い出さえたためず
こころの雨はまだ上らない