初めて降る雨の中に立って
愛する太陽を見てる
夏のように愛しているからか、この雨は
ひときわ冷たいしずくがとどいて
痛い心を雲の中に隠して
傘に涙を隠した
荒く降る雨粒に沈んだ恋が
しきりにうなだれて
愛していれば
そんなことができるのだろうと慰めて
こんなに激しい風が吹くことも知らずに
ひどい言葉を
暗くなった表情は黒雲のように梅雨を
いつかは晴れた日も来るだろうけど
梅雨は終わりが見えないから
私たちの冷たい日々が永遠でないように
ごめんという言葉では取り返しのつかない今が
水たまりに映った後ろ姿を見ながら
後悔しているよ
雨のあとは
晴れがあるだろう
この愛にも
息があるように
狂うほど愛した分だけ
憎もう
この雨が止むまで
もう何も望まないでおこうよ
私たちの時間に生きてきたように
私の時間で